比例代表並立制の変なところ

近畿ブロックでは民主党が取った票が多すぎて、2議席分候補者が足らずに自民と公明に振り分けられたということだ。これはまあ良いとして、
一方、近畿ブロックと東海ブロックでみんなの党がそれぞれ1議席分の得票があったのに、候補者が小選挙区で立候補していて、小選挙区の10%の票を得られなかったので復活当選できず、みすみす2議席を逃した。
この2議席は開票速報で残っていた最後の議席だったので、僕もどうなっているのか気になって見ていた。
何で当選できる割合の票があるのに当確が出ないのか不思議だったのだが、小選挙区で10%未満の得票の場合は復活当選できないという変なルールがあることを知った。
政党が議席を確保したい場合は小選挙区とは別の候補者を保険で立てておけば良いので、みんなの党選挙対策が不十分だったということなんだろうけど、そんなことよりこの制度はなんか変だ。
勉強不足でどういう意図でこうなっているのかは知らないが、勝手に想像すると、「小選挙区で1割も得票できないような人はあやしいやつだから比例で復活なんかだめじゃ!」という事だろうか。
あからさまな小政党潰しのルールになっている気がする。(カルト対策なんだろうか?)